【竜王戦予選】日食ネクロズマと奇妙な仲間達構築
17回目の投稿でございます!
今回は竜王戦予選にて僕が使用した構築を自分の備忘録も兼ねて皆様に紹介します!
今回行われた竜王戦予選では伝説ポケモンを1体まで使用可能というランクマッチとは違った対戦環境での戦いでした。そのため伝説ポケモンをいかに上手く使いこなせるかがカギとなります。
今回の構築のコンセプトとしてはとにかく日食ネクロズマを通すことを追求しました。弱点保険ネクロズマの対面での殴り合い性能が凄まじく、殴り合いの展開を作るためにサイクルも対面もこなせるように構築を組みました。
構築全体のすばやさが遅めなので被弾数が多く、運要素が絡んでしまうとプランが崩れてしまうのが辛い点でしたが、それ以外での負けは片手で足りるほどしか負けなかったので悪くは無かったなと思いました!
※対戦用語を使用させていただきます。
※実数値はH-A-B-C-D-Sの順に並んでいます。不要な箇所は×表記になってます。()内に努力値配分を記載。
※個体値は言及しない限り全てVです。
パーティー紹介
性格いじっぱり 特性プリズムアーマー
持ち物 じゃくてんほけん
実数値:203(244)-229(252)-147-×-131(12)-97
伝説枠ダイマックスエース。伝説ポケモンの圧倒的種族値と特性プリズムアーマーによる弱点技のダメージを減らす効果でじゃくてんほけんとのバグレベルの相性を誇るポケモン。
最大打点での殴り合いみたいな展開では急所さえ無ければどんな攻撃でも耐えて返り討ちにしていました!
全試合選出できるような構築を組んだので日食ネクロズマが活躍すれば勝ち、しなければ負けでした。
性格なまいき 特性トレース
持ち物 しんかのきせき
実数値:191(244)-×-112(12)-125-161(252)-58※S個体値0
サイクル要員。基本的にはガラルヤドキングと組んでランドロス、カプレヒレとのサイクル戦でのクッションとして動き、ガラルヤドキングの苦手な地面技を特性トレースでいかくをコピーすることで疑似的に両受けを可能にした。
特殊受けとした理由はカイオーガや黒バドレックスに対して対面からならスピードスワップでSを逆転し、自己再生で受け流す役割ができるからです。カイオーガなら雨を枯らし、黒バドレックスに対してはダイマックス型でもやどみが型でも安定して勝てるのが強かったです!
・オーロンゲ
性格しんちょう 特性いたずらごころ
持ち物 ひかりのねんど
実数値:201(244)-140-87(12)-×-139(252)-80
サポート要員。悪打点の一貫をクッションとして受けて、ちょうはつや壁貼りからネクロズマを通していく役割。
HDをほとんど特化レベルに振ることでイベルタルの珠ダイジェットを確定耐えすることが採用の決め手となりました。
受けよりの構築に対してはちょうはつやソウルクラッシュで妨害しながらガラルヤドキングの技範囲を活かすことができたので思った以上の働きをしてくれました!
・マンムー
性格いじっぱり 特性どんかん
持ち物 きあいのタスキ
実数値:185-200(252)-101(4)-×-80-132(252)
アタッカー要員。特性どんかんによっていかくが効かないため、自身の火力を最大限に発揮して相手の構築に対して負荷をかけることができる。
この環境でのマンムーの刺さり方が異常すぎて、マンムー1匹で勝ち確定の試合展開を作ることができた試合も複数ありました!
きあいのタスキによる行動保障と先制技で相手のポケモンを1体倒した後に、こらえるで相手のダイマックスターンを稼げるのも偉かったです!
・サンダー
性格ひかえめ 特性せいでんき
持ち物 ばんのうがさ
実数値:195(236)-×-106(4)-165(36)-139(228)-121(4)
カイオーガ、グラードンなどの天候パへの秘密兵器。特にカイオーガは使用率が高く、スカーフしおふきで上から高火力水打点を押しつけてくるが、ばんのうがさのおかげでHP満タンのしおふき+雷で瀕死寸前状態のしおふきを耐えることができる。雨による火力アップを無くし、かみなりやぼうふうの必中効果の恩恵だけ受けることができるという天才的な発想により生まれた。
チョッキサンダーも似たような対面の動きをできますが、このサンダーの偉い点ははねやすめができることです。2発目のしおふきを受けて回復することで裏によくいるランドロスやナットレイに対しても役割を持つことができます。
グラードンの特性ひでりを活かすリザードンやフシギバナにも相性不利を取らないうえに、持ち物に頼らずとも強いサンダーがばんのうがさを持つことでこの構築の穴を埋めてくれました!
・ヤドキング(ガラルのすがた)
性格ひかえめ 特性さいせいりょく
持ち物 とつげきチョッキ
実数値:201(244)-×-102(12)-178(252)-130-50
サイクル要員。ポリゴン2やオーロンゲと組んで広い技範囲で相手のサイクルに負荷をかけていくことができ、特性さいせいりょくで回復することもできるので長期戦もこなすことができる。
仮想敵はランドロスカプレヒレやテッカグヤヌオーあたりのサイクル戦をしそうな一般ポケモンです。1匹で相手のサイクルの両方に負荷をかけることができるので相手が引きやまもる安定の行動に対して引き読みで抜群技を入れたり1度裏に引いてHP管理できます。
相手の行動を理解することが求められるので扱い方は難しいですが、受けよりの構築や行動に対しては一方的に負荷をかけれるのでSの遅さはあまり気になりませんでした!
いかがだったでしょうか?
結果としてはやはり被弾数の多さによる運負けが発生してしまい苦い思いをしましたが、発想や試合展開の作り方は良かったと個人的には思っているのでそういった部分が皆様の参考になれば幸いです!